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ももクロ初主演ドラマ「天使とジャンプ」の感想と読み解き方/我々がももクロを応援したくなる理由が、そこで雄弁に語られている

お久しぶりです、1号です。

思わず応援したくなるアイドル、ももいろクローバーZ が私は大好きです。
ももいろクローバーZの国立競技場ライブ実現を、微力ながら応援しています。
……と書くより先に国立競技場ライブ、決定しましたね。本当におめでとうございます。
ももクロ関連記事における1号は総じてキモいけどご容赦ください)





2013年12月23日の「White Hot Blizzard MOMOIRO CHRISTMAS 2013 美しき極寒の世界」開催日の夜から2夜連続で、ももいろクローバーZ初の主演テレビドラマ「天使とジャンプ」が放映されました。

天使とジャンプ Blu-ray
NHK「天使とジャンプ」公式ホームページ


すばらしいドラマでした。
全編通してももいろクローバーへの愛が詰まっているのを感じました。


感動冷めやらぬまま、久しぶりにレビューを書かねばという衝動にかられてキーボードを叩いています。

理由は2つ。

ひとつめは、このドラマで感動するには知識か説明が必要と感じたからです。彼女たちをたまにテレビで見かけるだけの人には、この名作が棒読み役者による陳腐な話と思われかねないです。なので、説明します。

ふたつめは、このドラマは1号が以前「ももいろクローバーが(なぜか中高年にも)人気の理由。」というエントリで書こうとして書ききれなかったテーマを取り扱ってくれていたからです。ドラマ製作陣は、ももいろクローバーの事をとてもとても深く理解されているのだなと感じずにはいられませんでした。


ということで、1号なりの「天使のジャンプ」の読み解き方をまとめておきます。


《重要なおことわり》
以下に書き連ねることは、1号の独断と偏見に基づいています。読む方によっては気分を害される方もいるかもしれませんし、実感と違うなと感じる方がいたとしても不思議ではありません。特に、これだけファン層が拡大した現在「ももクロの人気の理由」を画一的に語ることはもはやできません(その辺が先のエントリを書き終えられなかった原因だったりします)。まあオッサンの戯言だけど、役に立った部分もあったなくらいの気持ちで読んで欲しいです。あと、ネタバレが致命的な作品ではないけれど未見の人はストーリーがほぼそのまま書いてあるので注意してください。




以降、ドラマ「天使とジャンプ」の骨組みを1〜2行でまとめながら説明を入れていきます。


■第一夜 2013年12月24日(火) [総合] 午前0時10分〜0時48分 ※23日深夜


【1:駆け出しの地下アイドルTwinkle5の活動の様子】

設定、特に劇中に登場する架空のアイドルグループTwinkle5の説明が行われます。
ももいろクローバーZTwinkle5は、女の子5人組な所も5色のテーマカラーも同じです。ただ1点、Twinkle5は赤の子だけももいろクローバーの赤こと百田夏菜子ではなく、別の美少女(飛鳥凛)が演じています。





【2:Twinkle5の赤こと「ユズリン」が脱退しTwinkle5は解散する】

その年のクリスマスライブの集客が悪く、ユズリンTwinkle5に見切りをつけて「もっと広い世界に引っ越します」と言い残して脱退、ロンドンへ留学してしまいます。残った4人は続ける事を選べずTwinkle5はあっけなく解散します。

《解説》
ここで重要なのは、ユズリンは悪役として描かれていない点です。薄情だねと言及されることがあっても、ほかの4人は彼女への怨みや憎しみを口に出したりはしません。
実際、ユズリンは悪くないのです。
ユズリンは「賢い人」「人間としてちゃんとしている人」の象徴として描かれています。自分の将来を計画的に考えたら、未来も見えず努力が結果に結びつくかも分からないアイドル活動なんてやってられません。ユズリンは、極めてロジカルかつ合理的に判断を下したまでです。




【3:一般人に戻った残り4人の前に謎の少女「カナエ」が現れ、4人の心境に変化が起きる】

Twinkle5を解散し、一般人に戻ったドッキー(高城れに)リコピー(有安杏果)ミーニャ(玉井詩織)ノンノン(佐々木彩夏)の前に、百田夏菜子演じる謎の少女・カナエが次々に現れて「本当にTwinkle5やめちゃっていいの?」と問いかけます。

《解説》
このシーン、夢破れて一般人に戻った彼女達の姿は「ももいろクローバーの、あり得た可能性」のひとつです。現実では2014年に国立競技場ワンマン2daysライブを控える彼女たちも、ちょっとしたきっかけでこうなっていたかもしれません。

またカナエの問いを受けて4人それぞれがファンの歓声を思い出す所もポイントです。彼女達にとってTwinle5で活動するモチベーションは、華やかな芸能界への未練でもキラキラしている自分でもなく、応援してくれたファンの歓声です。

そして詳細は後述しますが百田夏菜子を“人ならざる者”として描く判断は、このドラマにおいて非常に大きな意味を持ちます。




【4:元Twinkle5の4人が久しぶりに再会、クリスマスライブの決行とそのひと月前の11月24日に再集合する事を約束する】

カナエとの出会いをきっかけに、4人は「諦めきれない気持ちに蓋をしてた」事に気付きTwinkle5再結成の思いを確かめ合います。




【5:4人それぞれが退路を断ち11月24日に再集合する】

ドッキーはバイトを辞め、リコピーは高校を自主退学し、ノンノンもまた仕事を辞め、ミーニャは床屋の父親にトレードマークでもあったツインテールを切ってもらい、各々が「Twinkle5を解散してから腐っていた自分」と決別して覚悟を決めて再集合しました。

《解説》
4人の選択はクレイジーで愚かです。「せめて後戻りできるようリスクヘッジしておこうよ」と考えるのが普通の感覚です。ここでも先のユズリンとの対比が際立ちます。そして彼女達が愚かな選択をしたのはファンの歓声を再び聴くためであり、決断を促したのは百田夏菜子が演じるカナエです。

ミーニャについては、背が伸びて「みんなの妹キャラ」が厳しくなってきた玉井詩織イメチェンのために2011年夏に髪を切ったネタを入れ込んだため覚悟の決め方が他の3人と少し違うものと思われます。

参考:放水!イメチェン!ももクロ、サプライズだらけの夏祭りだZ ― ナタリー2011年8月21日



■第二夜 2013年12月25日(水) [総合] 午前0時10分〜0時48分 ※24日深夜

【6:再結成した4人は、荒れ放題の銭湯「星の湯」での合宿生活を開始する】

再集合したのは、Twinkle5が以前住んでいた寮。斉藤由貴演じる大家の許しを得て、4人は使われず廃墟となっていた銭湯「星の湯」の掃除を条件に無料で住み込ませてもらうことになります。(大家は過酷な環境に放り込めばすぐに音を上げて帰るだろうと、廃墟の利用を許可していたことが後に判明します)

《解説》
電気もガスも通ってない廃墟で、ロウソクの火でカップラーメンに入れる湯を沸かし、夜は新聞紙をかぶって寝る……というギャグパートなわけですが「この子たちには何もない」事が描かれています。その姿は、ブレイク前の無印ももいろクローバーとクロスオーバーします。




【7:ライブ会場が使えなくなるが、現れたカナエの一言で「星の湯」で開催することになる】

予約していたはずのライブハウスが使えなくなり12月24日はどの会場も満杯。チケットは1枚も売れておらず、4人はクリスマスライブ開催に自信が持てなくなります。そこにカナエが現れ「歌なんて、どこでも歌えるよ」と言って去ります。その言葉で場所がなければ作ればいいと気付いた4人は「星の湯」でライブを決行することにします。

《解説》
ここでも路上だろうが駐車場だろうが所構わずパフォーマンスしてきた、無印時代のももいろクローバーとクロスオーバーします。どこが会場だろうと全力パフォーマンスを続けてきた百田夏菜子だからこそ、単なるセリフを超えた重みがあります。




【8−A:ライブ直前、4人は自分たちに疑問を持つ】

ライブの準備は着々と進んでいきます。ライブ直前、Twinkle5の楽曲「Twinkle Wink」を練習するが4人にはコレジャナイ感が漂います。そして、ミーニャ「天使ってどうなの?天使ってさ、なんか恥ずかしくない?」と言い出します。

《解説》
この「天使」って実は「アイドル」の事なんですよね。
大事なコトなので、もう一度書きます。
本作における「天使」は「アイドル」のメタファーです。
ここの一連の流れは、ぜひ「天使」を「アイドル」に読み替えて観直してみて欲しいです。

つまり、この時のミーニャ「アイドル(天使)なんて素に戻ったらこっ恥ずかしくてやってられないよね」「こんなアイドル(天使)なんて嘘っぱちじゃん」って口に出しちゃったんです。その通りですし、ゆえにユズリンはアイドルを辞めました。

アイドル(idol)という言葉は辞書で引くと「偶像」という訳語が最初に出てきます。
偶像を三省堂大辞林で引くと、こんな感じです。


(1)木・石・土などで作った像。特に、神や仏をかたどった像。
 (2)あこがれや尊敬・妄信などの対象となっている人や物事。
三省堂大辞林

もともと本物の神仏や真実のその人とは異なるものというニュアンスを含んでいます。


ここからは誤解を恐れず1号個人の偏見に充ち満ちた意見を書きますが、
アイドルという存在やカルチャーは、その定義の中に
「アイドルはファンの事を心の底ではキモいと思っている(と思われてる)」
「アイドルは裏でイケメンと合コンしてる(と思われてる)」
といったネガティブな一面を内包しており、
アイドルファンもまた
「アイドル本人の前では応援してるよと言ってても、ネットでは悪口やダメ出しを書き込んでいる」
「アイドルの写真や動画で下品な妄想をしている」
「もっと若い別のアイドルが出てきたらすぐ乗り換えてしまう」
という行為を行ってます*1

実際、アイドルファンを長らく続けていて「アイドルに裏切られた」と感じた経験のない人ってほとんどいないんじゃないでしょうか。
その上で、アイドルとファンは互いの裏側を察しつつもステージ上で「応援してるよ」「応援してくれてありがとう、そんなみんなのことが大好きです」というコミュニケーションを演じます。アイドルとファンは共犯関係を結んで、ステージ上で同じ夢を見るんです。アイドルは時折キャバクラに例えられたりしますが、この共犯関係の構造ゆえかもしれません。

あえてかなり意地悪な書き方をしているのでムッとしてしまう方もいるかもしれません。ただアイドルもファンも個人差が激しいので善い人もいれば悪い人もいます。あなたやあなたの好きな特定アイドル個人を非難しているのではなく、大雑把な構造を指摘しているんだと受け止めてもらえるとうれしいです。




【8−B:カナエが現れ、正体が判明する】

「そんな身も蓋もない事を…」という雰囲気になっている4人の前に、カナエが現れます。そして「そうかな?天使って恥ずかしいかな?」と問いかけます。

《解説》
ここで、百田夏菜子が現れるのは“必然”です。
なぜなら百田夏菜子こそが、先ほど「なんか恥ずかしくない?」と言われた天使=アイドルそのものだからです。


いきなり百田夏菜子が天使だと言われても困惑するだけだと思うので、少し補足します。
1号は非モノノフにももクロの魅力を説明する際「全力」「一生懸命」「アイドルらしからぬ」といった言葉を積極的に使う気にはなれずにいました。なぜなら、ももクロより全力で一生懸命アイドルらしからぬパフォーマンスをしているグループは探せばいくらでもいるからです*2

「それでも、自分が応援したいのはももいろクローバーなんだ」という気持ちはどこから湧いてくるのか……その答えはモノノフ各々が心の中にあるはずです。
その中で、私が導き出した答えはなんかこの子たちファンなんかに応援されて本当に喜んでね?感でした。その中核にいるのが、百田夏菜子です。

1号は赤推し(百田夏菜子ファン)ではなくいわゆる箱推し(早見あかりを含む6人全員が好き)です。でも推しとは関係なく、ももいろクローバーで最も重要なピースは百田夏菜子だと思っています。

ももいろクリスマス in 日本青年館~脱皮:DAPPI~(Blu-ray Disc)

ももいろクリスマス in 日本青年館~脱皮:DAPPI~」の特典映像にはオープニングムービーの撮影風景が収録されています。ビルの屋上から秋葉原石丸電気前で他のアイドルを見に来たファンに屋上から声をかけて気付いてもらうくだりがあるのですが、気付いたファンの「かなこぉ↑」コールを聞いた百田夏菜子が撮影準備中なのに振り返って手を振ってしまうところが収録されています。

百田夏菜子には、このようなエピソードがそれこそ無数に存在します*3


つまり、百田夏菜子はアイドルとファンの間に共犯関係がある事を気にすらせずに、舞台からキモいアイドルオタクたちの姿が見えていてなお、「応援してるよ」という意思表示へ「応援してくれてありがとう、そんなみんなのことが大好きです」と言ってしまうんです。彼女は、嘘から出た真のような、稀有な存在なんです。

応援されてうれしい。その結果が「全力」で「一生懸命」のパフォーマンスとして表に出ているのだと思います。

驚くべきことに2013年トップアイドルになっても彼女のスタンスはブレずにいます。もちろん私はエスパーではないので彼女の真意は分かりません。本当はファンをキモいと思ってる可能性だってあるでしょう。でも、1号だけでない不特定多数のいい大人が無邪気に信じられてしまうほどの説得力を百田夏菜子が備えているのは事実だと思います。




【8−C:Twinkle5が本物の天使でないと気付き去ろうとするカナエの手を4人がつかみ、カナエは新生Twinkle5のメンバーに加わる】

「天使なんて事務所が作ったキャラだよ」と告げられたカナエは、そのままTwinkle5の4人の前から立ち去ろうとします。そのカナエの手をドッキー(高城れに)リコピー(有安杏果)ミーニャ(玉井詩織)ノンノン(佐々木彩夏)の4人が同時に掴みます。そして、カナエは新生Twinkle5の一員になります。


《解説》
絵ヅラ的には間抜けな感じになっちゃってますが、4人が一斉にカナエの腕を掴む事に意味があります。ここで私は泣きました。

先に記した百田夏菜子のスタイルは、とてもとても厄介です。

まっとうな神経を備えた思春期の女の子なら、自分の父親とそれほど年の変わらない1号みたいな奴が10代の女の子を必死で応援してる様を見てドン引きしない方がおかしいんです。正常なのはユズリンで、異常なのはカナエの方です。ゆえにカナエは人ならざる者として描かれます。

流されやすい性格だから、逃げる先がもうなかったから、そもそも他の選択肢に気付かなかったから……理由は様々でも2013年現在ももいろクローバーZとして活動しているメンバーは百田夏菜子の異常を受け容れ、内面化して、彼女と同じように振る舞えるようになるという愚かな、本当に愚かな道を敢えて選びとってくれたから我々ファンの前に立っています。

「天使とジャンプ」劇中、カナエTwinkle5の4人は自分と同じようにはなれないと諦めて身を引こうとします。その手を、4人が全員で掴んで「一緒にTwinkle5やろうよ」と言うんです。
カナエに諭されて、ファンの歓声を思い出し、退路を断って再び集まり、事務所もお金も会場もなくてもクリスマスライブを実現させようと奮闘してきた愚かな4人だからこそ、カナエの手を掴んで「この手離さないよ!」*4と言えるんです。言っていいんです。

「天使とジャンプ」製作陣は、この事を正しく把握しています。でなければこのストーリーは書けないはずです。




【9:新生Twinkle5のクリスマスライブシーン(新曲「JUMP!!!!!」披露)】

シーンはすぐに切り替わり、クリスマスライブ本番の様子に繋がり、新曲「JUMP!!!!!」がほぼフルコーラスで流れます。事務所のお仕着せで作られた楽曲も衣装も愛称も捨てて、等身大の自分たちが新たに用意した歌と衣装で、奇特なファンとご近所さんたちの前で楽しげに破天荒なパフォーマンス行う様子が描かれます。最後のシーンは高く美しく跳ぶ、カナエこと百田夏菜子のえびぞりジャンプでした。

《解説》
ユズリン率いる旧Twinkle5の歌とダンスは、いかにもアイドル然としていて「ももクロらしくない」設計になっていました。
これはカナエが加入した新生Twinkle5の破天荒で、でも楽しげな「ももクロらしい」パフォーマンスとの対比を狙ったものです。

また「クリスマスライブ後はどうなるの?」という部分をまったく描かないし示唆もしないのも意図されたものだと思います。今この瞬間に全力で打ち込み明日のことは考えない。全力を出し切った先に未来が拓く*5というももいろクローバーの哲学が、ここでも示されています。



■まとめ/ももクロをこんなに好きな理由の補足

細かく書き始めると終わらないので、かなり乱暴なまとめ方になってしまいました。ももいろクローバーが人気の理由の一端でも書き留められればとつらつらと書き進めた結果です。
またドラマ「天使とジャンプ」を語るにあたり本来なら言及すべきトピックのいくつかを、ももクロの魅力を説明する事を優先して省いてしまったことも悔やまれます。

ひとつ、ももクロをこんなにも好きな理由の補足を。

ももいろクローバーがライブ中に撒き散らす「応援してくれる人たち・支えてくれる人たちへの感謝」は、1号のように女性からポジティブな感情を向けられ慣れていない人間には必要以上に“刺さって”しまいます。特に年齢が親子くらい離れた中高年ファンは、10代の少女から受け取って倫理的に望んで許される最もポジティブな気持ちをももクロのファンになった瞬間から受取済みという感覚になります。実際、私はなってます*6

中高年モノノフの「あの子たちの成功をどうにか手伝ってあげたい」願望の源泉は、ここにあるような気がしています。見返りを期待して応援するのではなく、受け取りすぎた幸福に少しでも報いたくて応援してるんですよね。


クイック・ジャパン109に百田夏菜子のロングインタビューが載っていますので、彼女の素顔について知りたい方はぜひ。




*1:女性アイドルを念頭に書いていますが、男性アイドルだって同様です

*2:この点はメンバー本人たちもしばしば言及しています。

*3:百田夏菜子静岡県という地方出身で、両親も本人も芸能人になりたいという願望のない環境で育ったことが影響しているのかもしれません。こんな娘を育ててくれたご両親には本当に頭が下がります

*4:【12/28追記】極楽門ライブの最後に百田夏菜子が会場に向けて叫んだ「この手、離さないでね!」という言葉にもかかっています。コメント欄で教えていただいた考察で「本ドラマは、早見あかり脱退から極楽門ライブまでのももクロの道のりとオーバーラップしている」という指摘があり、1号もなるほどと思わされました。「この手、離さないでね!」は朗読少女というTV番組に百田夏菜子が出演した時を初出としてたびたび使われるようになった言葉で、韻を踏んでいるのは間違いないです。私は極楽門ライブの「この手、離さないでね!」はフリーライブや握手会が減って不満をつのらせつつあった古参ファンへ向けた言葉だと思っていたので、メンバー間のやりとりとして語られた「天使とジャンプ」とは繋げられずにいました。

*5:まあ、現在のももいろクローバーZは周りの大人たちがちゃんと考えてくれているわけですが(笑)

*6:ももいろクローバーに感化されない人たちが一定数いるわけですが、そういう人の多くが若い頃それなりにモテており「女性から向けられるポジティブな感情にありがたみがそれほどない」事が原因ではという仮説を私は立てています。