アニメ好きなコンサルタントと弁護士によるBLOG

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「メーカー横断生アニメガイド@法政大学2nd.」を観てきました。/アニメ広報の待遇は時給換算で420円!?


1号です。

「メーカー横断生アニメガイド@法政大学2nd.」というイベントを観覧してきました。

http://playlog.jp/sendenman/blog/2010-10-22-1:「メーカー横断生アニメガイド@法政大学2nd.」概要(アニメメーカー横断宣伝マンブログより)

法政大学のアニメ系サークルがアニメメーカー横断宣伝マンブログに声をかけて学園祭でイベントをやったものです。

出演者はこんな感じ。

高橋祐馬/アニプレックス俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『化物語
林玄規/キングレコードヨスガノソラ』『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』
太田勝也/ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパンとある魔術の禁書目録?
巻口容子ティー・オーエンタテイメント『伝説の勇者の伝説』
廣岡祐次/バンダイビジュアル『劇場版 ブレイク ブレイド』『装甲騎兵ボトムズ
佐藤寛/フロンティアワークス『銀幕ヘタリア
坪井亮祐/ポニーキャニオンアマガミSS
弓岡雅子/マーベラスエンターテイメント祝福のカンパネラ』『真・恋姫†無双〜乙女大乱〜
笠井純/メディアファクトリー『バカとテストの召喚獣』『IS<インフィニット・ストラトス>』
西山洋介/角川書店そらのおとしものf』『Panty&Stocking with Garterbelt』『フォーチュン アテリアル 赤い約束

【サブMC】石原良一/ポニーキャニオン『探偵オペラミルキィホームズ』『こえでおしごと』

人気タイトルの担当さんが並んでいます。

ちなみにメディファク笠井さんはISのコスプレ姿、角川の西山さんもストライクウィッチーズのブルゾン着用で登場していました。ジャケットを着ていたのは廣岡さんだけで、アニプレゆまさんとキング林さんはオサレでした。

詳細レポはたぶん他の所でも出ているはずなので、少しだけ。
(まあ、一番印象に残ったのが表題の時給420円発言だったのですがw)

“平日昼間”という時間帯について

平日昼間に開催……ということで、会場の人数比は【学生5割/関係者3割/暇人2割】くらいでした。各広報さんの手持ちタイトルが男性向けに偏っているため客席に女性はまばら。
正直、自分のように比較的時間の使い方を自分で決められる仕事の人間でもない限り参加できないよなあと思いました。
逆に言うと「サラリーマンの勤務時間内」だからこそ、サラリーマンである各広報さんをここまで集められたとも言えるわけですよね。

前半のテーマは“就活について”

大学生のホットトピックということで前半は“就活について”というテーマで会場から集めた質問をぶつけていく展開でした。要するにアニメ業界に就職するにはどうすればいいのか的な話ですね。
主催者側には「学生主催イベント」のカラーを出す意図もあったのだと思います。
ただ登壇者10名に対してマイクが2本しか無くて、マイクの受け渡しでテンポが悪くなっていたのは残念でした。去年もそうでしたが、次回があれば改善を期待したいところです。司会進行は主催したサークルの副代表さんが担当していましたが、エコロジことポニーキャニオン石原氏がフォローするためサブMCとして舞台袖にいらっしゃいました。

でも「アニメ業界に就職するにはどうすればいいんですか?」という質問は広報マンにしても欲しい回答は返ってこないと思うし、アニメ業界の内部で「アニメ業界に入るにはこれが必要!」みたいな勝利の方程式を語れる人っていないと思うんですよね。そもそも広報マンは採用計画を立ててるわけでもないし、面接官をすることはあっても合否を決める権限があるわけでもありません。
何百人、何千人単位で採用を行う大銀行とか大手メーカーと違って、アニメ関連企業って必要な人数がそもそも少ないのです。なので1号は就職試験対策どうこうよりも【縁】とか【タイミング】といった要素の方が大きい気がします。登壇者の皆さんも言っていたとおり、求められている人物像は他の業界とあまり変わらないと思います。登壇者もジェネオン太田氏のように別業界から転職してきた方もいれば、角川書店西山氏のようにアルバイトから入って来た方もいて、様々でした。
アニメと就職というテーマは面白いので、あらためて記事にしたいと思います。ぶっちゃけ声優さんと仲良くなりたいならビデオメーカーより音響制作を狙った方がいいとかそういう話を書くといいのかな?


後半のテーマは“普通の質問”

後半は普通の質問コーナー。名指しでの質問だったり、全員に対して投げかける質問だったり。

割と散漫な話が多かったので、第1部も含めて1号の琴線に触れた部分を書き出してみます。記憶を元に書いているので間違っている箇所もあるかもしれません。


アニプレックスゆま「高校までマジで友達0人。本屋で友達100人できるかな(1) (アフタヌーンKC)
に手を伸ばしたことがある。大学時代に接客業のバイトをしていたのも人と話をするようになるかも、という部分もあった」


キングレコード「(色々言いよどんだ末に)ヨスガノソラの町興しに関してはホームページで公開しているような形になりました」
→『ヨスガノソラ』は話題をさらっていますよね〜


アニプレックスゆま「『ヘタリア』がネットと携帯オンリーで成功してしまったのは衝撃だった」
→当初キッズステーションでも放送予定だったことは華麗にスルー


マーベラス弓岡「アニメやゲームの世界に開眼したきっかけは『君が望む永遠』のPCゲームをプレイしたことがきっかけ」
→リアル高坂桐乃だ、と会場が騒然としてました

アニプレックスゆま「シャフトのオリジナル新作『魔法少女まどか★マギカ』、自分は担当じゃないけど会議でシナリオは読んだ。面白いから期待して」


皆さん「(アニメ会社で昇進するための条件は?)知りません。むしろ教えて欲しい」
→これは会社によってもキャリアパスが違う(広報はずっと広報のプロフェッショナルとして働かせる会社もあれば、プロデューサーになる前の修行という位置づけの会社もある)から質問しても困るだけだなあと感じました。


メディファク笠井「この先もこの格好(コスプレ姿)で色々な所に出没するはずですが、温かく見守ってください」
→カラダ張ってて好感が持てます(^^;


メディファク笠井「内定が出てからメディアファクトリーは出版社だったことに気が付いた。親もオタク活動は容認してくれてて、内定が決まったらいつのまにか一騎当千を全話観てくれてた」


キングレコード「『ヨスガノソラ』の“SAVE&LOAD方式”は、どこまで原作ゲームを描けるかを考えてあのような形になった。尺が長いのは放送局と交渉してああなった。すでに表現の問題に関しても理解を示してくれていた局だったこともあり、話を聞いてもらえた」


ポニキャン石原ニコニコ動画とやっている色々な試みは、基本的にプロモーション。ほとんどのケースではお金は動いてない。」
→ニコニコチャンネルとかはTVの電波料に相当するものをもらってるんですかねえ


アニプレックスゆま「あまりにも僕が楽しそうに仕事をしているせいで、社長に『お前に給料を払っているのは理不尽だ。むしろ金を払え』と冗談で言われたことがある」
アニプレックスゆま「以前、自分の時給を知りたくなって計算してみたら420円だった」
→これは1号も同じ感じで働いていたのですごく共感できました。自分もアニメ業界で働きたての頃は「えっ、勉強しなくていい上にお金までいただけるんですか?」という感覚でいましたからねー


フロンティアワークス佐藤田村ゆかりのツアーにプライベートで10公演中9公演行った」


バンビジュ廣岡ゼーガペインは社内で表彰された」


フロンティアワークス佐藤「就職試験のペーパーテストでアニメの知識問題が出て20問中19問正解した。通りやすいかなと思って営業志望にしていたのに、面接で“こんなにアニメ好きな奴が営業なわけないだろ”と言われて制作に回してもらえた」



疲れたのでこの辺で・・・
でも“アニメ愛”が伝わってくる人たちばかりで観ているこちらまでうれしくなるようなイベントでした。広報を含め、送り手の愛情や愛着って受け手にも伝わってしまうものだと1号は思っています。アニメ業界まだまだ捨てたものじゃないよ、と色々な方に知ってもらえる機会になったのではないかなと思わせるイベントでした。