「コミPo!大喜利ライブ〜誰でもマンガが描けるコミPo!で大喜利!」に行ってきた。
こみPo!について熱く語りたくて仕方がない1号です。
その思いのたけを抑えられずコミPo!大喜利ライブ〜誰でもマンガが描けるコミPo!で大喜利!に参加してきました。
ちなみに会場に来ていたのは目算で50〜60人くらいでした。
出演者はこんな感じ(舞台下手からの並び順にしてあります)
田中圭一&林雄司といえば死ぬかと思ったですね。会場でも出版社のアスペクトさんが物販をしてました。(でも肝心のこみPo!が持ち込まれてなくて開演してから在庫を取りに行ったようでしたw)
イベント名は「大喜利ライブ」だったけど、思ったより準備が大変ということで前半が田中氏&林氏が「こみPo!」製作秘話を語るトークショー、後半にゲストの天久聖一氏&べつやくれい氏&バッファロー吾郎・木村氏を交えて大喜利ライブという構成になっていました。
前半のトークは過去のインタビューなどで語られた内容とかぶっているものも多かったのですが、1号は「βテストの募集500名に対して3000名の応募があって最終的に1000名に使ってもらった」ことや「βテスターが頼んでない&エロマンガ用の素材を用意してないのに限られた条件下でエロいものを作ろう作ろうと試行錯誤しやがった(←ほめ言葉)」ことは初耳で面白かったです。
後半の「大喜利ライブ」は……イベント中も出演者の皆さんが話していたけど完全に「お笑いマンガ道場」でしたね(汗)
「こみPo!」を操作できるノートPCが各出演者の手元にあって、お題に基づいて「こみPo!」で書いたマンガが完成したら舞台上のスクリーンに映してもらう感じ。
車だん吉や川島なお美のような画力がなくても「お笑いマンガ道場」ができるなんて、こみPo!、恐ろしい娘・・・
バッファロー吾郎・木村氏なんかは「自分は絵心もなければパソコン詳しくない」のに少し操作方法のレクチャーを受けただけで会場を沸かせる1コマを作っていました。
1号も少し触って分かったけど「こみPo!」はPhotoshopでよくある“この操作したいけど、どうやればできるのかわかんねー”みたいなことが少ないです。なんとなく分かる。
この手の操作法って開発者の理屈で設計されがちで、ローンチ時にはユーザーにとって使いにくいことが多いんですよね。でも「こみPo!」は田中氏という優秀な“最初のユーザー”がディレクションしていたお蔭もあって、直感的に使える優れた操作性を備えています。
……と田中氏を誉めてみたものの、同氏の大喜利作品は下品で軒並みひどかった(笑)
ご本人いわく、「会社のページには載せられないんでフラストレーションが溜まってた」のだとか。
大喜利のネタも途中から尖閣ビデオあり、海老蔵ありで面白かったです。
あと見ていて興味深かったのが大喜利中に“新しい使い方”がメンバー内で次々に開発されて、それが周りに伝播してゆく様子。
たとえばこんな感じ。
・田中氏が海老蔵の目からビームを出してるコマを発表。
↓
・周りが「それどうやるの?」と興味を持つ。
↓
・キャラクターの下に敷くための影エフェクトを細長くしてビームに見せていることが説明される。
↓
・説明の間に他のメンバーが制作中だったコマにビームを追加。次々に発表される。
まだ表現手法が確立してないゆえに起きる現象だろうけど、この構図はユーザー同士でも普通に起きうるよなと思いながら見ていました。
イベント最後の挨拶では「こみPo!」の今後の話なども聞けました。
出演者の皆さん、スタッフの皆さん、楽しいイベントをありがとうございました。