『臨死!江古田ちゃん』ドラマ化決定で、モテ非モテ用語の新定番「猛禽」が流行語大賞ノミネート確実!?
1号です。
というわけで、『臨死!江古田ちゃん』のドラマ化が発表されてしまいました。クリスマスイブに発表なんて、全国の江古田ちゃんフォロワーにケンカを売っているのでしょうか(笑)
同じ月刊アフタヌーンで連載中の『ラブやん』が「キモオタのリアルライフをファンタジーをまぶして面白おかしく描いたコメディ」だとすると、この『江古田ちゃん』は「恋愛負け組女子のリアルライフを誇張して面白おかしく描いたコメディ」といえましょう。
『江古田ちゃん』の中でも特筆すべきは、猛禽という概念に言葉を与えて可視化したところだと1号は思っています。恋愛勝ち組として呼吸するのと同じように自然に男子の興味を自分へ惹きつける術を体得しているキラキラした女子たち……そんな猛禽類のように獲物(男子)を狩る女子を主人公の江古田ちゃんは羨望半分、軽蔑半分に「猛禽」と呼びます。
正直この説明でも「猛禽」という概念を上手く言葉にできてない気がしています。言葉を尽くしても語りえない概念をコミック1冊で表現できてしまうのだから、マンガの力は偉大だなあと思うことしきりです。
ちなみに1号が独断と偏見で猛禽オブ猛禽と思っているのは、“ショーパン”ことフジテレビの生野陽子アナです。
まあ連載直後からそんな江古田ちゃんに共感する女性読者が続出して、ananなどの女性誌にも出張連載していたりとジワジワ人気が広がっていたわけです。『モテキ』の成功もあり、ドラマ化の流れも自然だったのではないかと。
プレスリリースでは江古田ちゃん役に決まった鳥居みゆきさんに絡めた切り口でアピールしていますが、猛禽という言葉がキャズムを超えるかどうかにも注目したいと思います。
↓オビの文言も毎回衝撃的。
↓同じ雑誌で連載されているのが信じられない。
↓ドラマも『モテキ』のヒットに続けますかね。