アニメ好きなコンサルタントと弁護士によるBLOG

アニメ好きなコンサルタントと弁護士によるブログです。

ももいろクローバー×ゲーミフィケーション/モノノフは既に「ももクロを紅白歌合戦へ連れて行く」という現実世界で展開される体験型ゲームに参加している

1号です。

隠れファンでいることを許さないアイドル、ももいろクローバーZ が私は大好きです。

ももいろクローバーZNHK紅白歌合戦出場を、微力ながら応援しています。
ももクロ関連記事における1号は総じてキモいけどご容赦ください)


※今回は、書き始めたももいろクローバーが(なぜか中高年にも)人気の理由。と題して書き始めた記事の外伝的なものです。


先月、ジェイン・マクゴニガル著『幸せな未来は「ゲーム」が創る』の邦訳版が出たこともあり、「ゲーミフィケーション」という言葉がIT業界を中心に日本でも聞かれるようになりました。

<参考:google:ゲーミフィケーション

1号なりにまとめると「“ゲーム”*1以外の分野にもゲーム的な要素を応用して役立てよう」という動きの総称です。

ネット上の記事を見るとポイント獲得やレベルアップといった手法面に目が行きがちのようですが、『幸せな未来は「ゲーム」が創る』を実際に読んでみると著者がむしろ“(ゲームの手法を通して)人が自らやりたくなるような気持ちを引き出してあげる”点に重きを置いて語っているように1号は感じました。


そして、この本を読みながら1号はずっとももいろクローバーZの事を連想していました。


ももいろクローバーZのファン活動は、なんだかとってもゲーム的だなと感じるのです。
Twitterでモノノフのタイムラインを観ていると、同書でも取り上げられている「ARG(代替現実ゲーム)」という現実を舞台にして遊んでいるようにも見えるのです。


<参考:wikipedia:代替現実ゲーム


この“ゲーム”の目的は「ももいろクローバーZ紅白歌合戦の舞台へ連れて行くこと」です。

この目的を達成するためにモノノフたちは色んなコトを画策します。

具体的に分類すると、
「仲間(ファン)を増やすこと」
「盛り上がる姿をデモンストレーションすること」
「露出機会を増やすこと」
を実行しています。

モノノフが「ももいろクローバーZってすごいよ」と広めたがるのも、その一環だと思います。

そして既に社会へ出て、勤務先でもそこそこのポジションについているモノノフ達は思い余って職権濫用を(クビにならないギリギリの線で)やってしまったりします。
一番やらかしているのが南海キャンディーズ山里亮太、プロインタビュアーの吉田豪、有名構成作家のオークラなどの皆さんです。

ももいろクローバーZは「なぜ?」と思ってしまうような不思議なタイアップがしばしばあるのですが、その影には名前が出ることのない“同志”がいるのだろうと1号は思っています。(こう書くと秘密結社みたいですね)

紅白歌合戦出場」という目標は(今でこそ見えそうな位置にまで来ましたが)かなりムリめな設定でした。
それは険しい山道のようにも例えられます。
その道程を、ブルドーザーを使えるモノノフは彼女たちに歩きやすい道を提供すればいいし、そこまでの力が無くたって道に落ちている小石を拾うくらいのことはできるかもしれない。

重要なのは、参加しているという自覚です。

1stアルバム「バトルアンドロマンス」所収の「コノウタ」という曲の歌詞にこんな一節があります。

誰の為でもなく努力し続ける意味を
ちゃんと知ってる
全てが無駄じゃなく力になるって事を
みんなで証明しようぜ

百田夏菜子
「みんな証明してみせる
じゃなくて
「みんな証明しようぜ
と歌ってくれるんです。

僕らを“みんな”の輪に入れてくれるアイドル、それがももいろクローバーZなんです。

いつか、彼女たちが紅白歌合戦に出場できる日が来て。
晴れの舞台で彼女たちが見せてくれるであろう笑顔に、ささやかでも貢献できたという気持ちを味わいたくて、我々は自主的に活動してしまうのでしょう。

そんなわけで、今日も粛々とブログを更新する1号でした。


■おまけ。

だから共にゲームを成功させるために集まった味方プレイヤーがももいろクローバーZを応援したくなくなるようなことはやめようよ、と1号は考えます。

*重要なお知らせ*【ライブでのマナーについて】

先日東京女子流とのライブにおいて、他のお客様を投げ飛ばす、柵に登る、物を投げる、周囲のお客様を威嚇する等の暴力行為が見受けられました。
この件に限らず、最近一部のお客様による、周囲の迷惑を顧みない暴力行為が見受けられることがあります。
ライブの楽しみ方は人それぞれだとは思いますが、同時に様々なお客様が集まる場所でもあります。
そのため、ももいろクローバーZのライブでは周囲の方への迷惑となるような下記の行為は、禁止させて頂いております。

<例>
モッシュ/ダイブ等の危険な行為
・リフト
・柵などに登る/越える行為
・人を突き飛ばす行為
・周囲のお客様を恫喝、威嚇する行為(言葉、暴力)
・その他、故意に周囲への迷惑行為を行なっている場合

上記のような行為が確認された場合、ライブを中断・中止させて頂く事がございます。
またそのような行為を行った方は、ライブ会場から直ちにご退場いただき、以後ももいろクローバーZの出演する全てのライブ、イベントへの入場をお断りさせて頂きます。
警備スタッフによるライブ中の監視を強化しておりますが、上記のような行為が周辺で起こった場合、会場にいるスタッフへの申告にご協力ください。
より多くのお客様が、安全に安心して楽しめるライブ環境を作るために、皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。


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*1:ニンテンドーDSプレイステーションなどによるデジタルゲームはもちろんトランプやモノポリーのようなボードゲームや鬼ごっこなどまで含めた、「遊び」を目的にした活動一般を意図しています